住宅用の太陽電池が一般に知られるようになったのは、つい最近ではないでしょうか。しかし、太陽電池が開発されたのは、半世紀も前のことになります。その当時の発電効率は、わずかに6%程度と低いものでした。光から電気を取り出すという発明は、その当時も画期的なものでしたが、発電効率の悪さやコストの高さから、実用化へとは進むことはありませんでした。
時を経て、研究を重ね、太陽電池に注目が集まり始めたのは、第一次オイルショックの頃です。1973年にそれは起こりました。エネルギー自給率の低い日本は混乱を招き、国家問題にまで発展しました。当時を振り返った映像で、多くの主婦がトイレットペーパーを抱えて、押し合いをしている姿を見ることが出来ます。当時は、多くの石油から出来た製品が買い占められ、多くの人が混乱していました。
「化石燃料には限界がある」と言うことで、自然エネルギーが注目を集めるようになったのです。太陽の光を利用する太陽光発電は、有害物質は出ないし、自然にやさしく、エネルギーを安定確保できるということで、大きな期待が寄せられるようになりました。今では、国家の重要な開発プログラムの一つが太陽光発電の普及となっています。
一般家庭にも太陽光発電が普及し始めた背景には、「電力を売ることが出来る」ということが大きくあります。自宅で使いきれなかった電力を電力会社が買い取ってくれれば、多少なりとも利益が出てきます。長い年月をかければ、システムの元を取ることも可能になるのです。また、環境意識への高まりも太陽光発電の一般家庭への普及を後押ししたと考えられます。京都議定書での取り決めで、日本は温暖化ガスの削減を公約しています。このことも環境を考えるきっかけの一つになったと考えられます。
発電した電気をためておく事は、理論上は可能ですがコストが高く普及していません。蓄電池を併用すれば夜間でも使用できますが、住宅用システムとしては蓄電池はコストが高く、また寿命も汎用品レベルでは約5〜8年程度とされています。また、蓄電ロスなどでせっかく発電した電気を消失させるよりは、電力会社に売電するほうがロスもなく、効率的です。
太陽光発電設備の普及を促すため、家庭などで発電したのに使用し切れなかった電気を1キロワット時当たり約50円で、電力会社に買い取らせる制度が導入されます。新制度は価格を2倍に引き上げた上で10年程度、電力会社に買い取りを義務づけます。買い取りにかかった費用は一般の電気料金に上乗せされ、標準的な家庭で毎月の電気料金が数十円〜100円程度上がるとしています。
積雪量に応じた太陽電池モジュール・架台と推奨傾斜角度が用意されており、積雪によって発電量は減りますが壊れることはありません。モジュールのガラス面はJIS規格(1mの高さから227g直径38mmの硬球を落下させて、これに耐えること)に適合した約3mm厚以上の強化ガラスを使用しており、雹(ひょう)で割れることはほとんど考えられません。耐衝撃性能は通常の屋根材と同等になります。
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